住宅購入は一生に一度あるかないかの大イベント。数千万円という人生で最大の買い物になります。
従来は「新築」か「中古を買ってリフォーム」が選択肢でした。
近年都会では「リノベーション」という市場が活発化しています。
まだ県内ではなじみの少ないリノベーション。鳥取市内にできた会社では、このリノベーションを柱に、様々なお客様の思いを描くお手伝いをしています。
株式会社リプラスの代表取締役 荒木社長に会社の概要や社員についてインタビューさせて頂きました。
リプラスってどんな会社?
リプラスは建築に関するすべてをワンストップで提供できる会社です。
メイン柱としては「リノベーション」に力を入れています。
独立前は自営を経て、ミサワホーム中国で働いていました。
MGリフォームコンペに入賞したり、わりと優秀な営業マンだったんですよ(笑)
大事なのは「新しい付加価値」を付けること
リフォームは現状回復がGOALです。
マイナスを状態を±0まで持っていく…つまり元通りにするというイメージです。
リノベーションは「付加価値を生む」という点が違います。
リノベーションなら新築よりも好立地を選べるし、 設計や素材など全てを自分流につくれます。しかも新築よりリーズナブルです。
我が社がしているのは、生活スタイルから提案することです。
新しい付加価値をつけることが大前提です。
建築に関する手続きを「ワンストップ」で行います
1社完結で不動産から設計施工までご提供させていただくサービスです。
主に中古物件を探されている方をターゲットにしています。
中古を探されている方は、不動産屋さんに行くわけですが、それで終わらない…
中々面倒なんですよ、不動産購入までの手続きって。
不動産屋さんで物件を探して、この物件のリフォームがどれくらいかかるか?
それを聞くため知るために次はリフォーム屋さんに行きます。
そしてリフォームの見積もりを持って、今度は銀行に行き融資をつけてもらう…
何が問題って、こいういった手続きをしている間に「良い物件」は売れてしまうんですよ。
我が社はこの業務を一括で行い、銀行紹介まで行います。
家具のデザインもやるし、家電や備品なんかもローンに含めることも可能です。
-自分はどのくらい借り入れが可能なのか?
-希望する地域に物件はありそうか?
-どのくらいの予算が必要で、いくらまでローンで賄えるか?
そんなことも私たちに任せていただければすべて解決します。
銀行に行ったり、司法書士事務所に行ったり必要ありません。
「窓口をひとつにできる」ということです。
色々な会社や人を介さないので、意思疎通も良くスムーズになります。
チャレンジさせること=スタッフの成長
社員目線で見ると、社風も自由度は高いと思います。
僕が社員に提供しているのは、「仕事のおおまかな外枠を作ってあげること」
その枠中の細々したものを、自由にカスタマイズさせるようにしています。
スタッフが「○○をやりたい!こうしたい!」などを言えば、基本的にはやらせます。
明らかに失敗しそうな場合は別ですけど。
心の中では「これ、絶対失敗する・上手くいかないパターンだ」と思っていても、チャレンジさせることがスタッフの成長にも繋がるし、今後の糧にもなるので。
失敗を経験することはとても重要だと思います
これから入社する方にはどんどん挑戦して欲しいですね。
そういった風土、環境づくりに力を入れていきたいです。
社長が求める人物像とは?
建築知識はほとんどいりません。
人間的に真面目で独立志向のある人ならもってこいです。
これしてください、あれしてください的なことはほとんどない。
それでは作業になってしまうので。
受動的でなく能動的に動ける人が適性あるかなと。
社長が一番偉いわけじゃなく、
すごい価値を提供できるなら僕らより給料が高くてもかまわないと思ってますよ。
臆病・自信がないのは弱みでなく強み
これは持論なんですが「自信がない」って素晴らしいことだと思うんです。
逆に自信がありますっていう人ほど怪しいもんは無いんじゃないかな(笑)
僕らの仕事って自信が無いから準備するんですよ。
段取り8割なんでね。臆病な人ほどいいんですよ。
不安ですっていうことはうちが建築知識をもっているので教えられるんですよね。
単に知識があってやる気満々で来られても困っちゃうんですよ。
自分の意見ばっかりになってしまう。
そういう人はどこいってもころころ仕事を変えるんですよ(笑)
良い仕事の秘訣は「全力で楽しむこと」
CS(顧客満足度)という言葉があるけど、正直そのまえに「従業員満足度」が先だろ!と(笑)
自分が楽しくないことが一番ヤバいと思いませんか?
そういった姿勢ってパッと見ればお客様にも伝わってしまうんです。
担当や社員が楽しんで仕事をしている会社に任せたいじゃないですか。
だからまず従業員の満足度を上げる為に、仕事を楽しむことが大切だと思います。
どんな小さい相談でも、ご用命いただければ喜んで楽しんでお手伝いさせて頂きますよ。
「お、ちょっとこの会社は違うな」
「面白いことやってるなー」
「こんな提案がくるとは思わなかった」
展示会でも良いですし、相談会でもいいです。
ぜひ一度、膝を突き合わせて話をしましょう。
変わりますよ、イメージが。
変わりますよ、住宅に対する概念が。
本当に欲しいもの、手に入れたいものって自分では案外わかっていないです。
雑談や相談からそういった「何を一番手に入れたいのか」を引き出しますから。
人は家が欲しいのではなく、快適な生活が欲しい…実は家を購入する人はそうなんじゃないかと話を聞きながら思いました。
それを裏付けるかのようにリフォームやリノベーションは年々規模が拡大しているし、ワークショップなども鳥取市内でも見かけます。
限られた資金を自分なりに効果的に使って、住まいの満足度を上げる。
そう考えた場合には新築以外の選択肢が増えてくるのも当然な気がします。
※ちなみにリプラスさんはリノベ専門だけではなく、これから新築も手がけるそうです。
※割烹料理店から古民家とか…湯梨浜の旅館施設なども手がけています。(2019/1/9時点)
人生100年と言われる時代だからこそ、住まいの果たす役割は大きいと思います。
「新築として提供された家を手直ししながら住む」という旧来型の考え方ではなく、「手をかけて自分らしく快適に暮らせる家にしていく」という考え方がスタンダードになっていくのだろうと感じました。
時には、買わないという決断だっていいと思います。
思いを聞いてもらうことで、何か変わるような、変えてくれるような会社だなと感じました。
社名:株式会社リプラス
代表:荒木智宏
所在地:鳥取県鳥取市吉方127-2
連絡先:電話 0857-30-6680 FAX 0857-30-6681
免許登録:宅地建物取引業 鳥取県(1)第1379号、二級設計士事務所 鳥取県 第3934号
事業内容:不動産売買/仲介/リノベーション設計デザイン・施工/インテリア/コンサルティングサービス
■インタビュー掲載日 2019/1/16 時点の情報です。
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